街コン?興味ありません。
そんな私が街コンに参加したのは、昨年の9月頃でした。
「仲間内の合コンならまだわかる。けれど大人数の飲み会なんて、周りに気を遣って疲れて終了するに決まっている。個人的な出逢いなんてある訳ないし、第一そこまで切羽詰まっていない。」
しかし、参加を決意したのは私を街コンに誘って来た友人の一言でした。
「その日、空いてるでしょ?楽しくなさそうだったら、適当に飲み食いして帰って、その後2人で飲みに行こう!」
あれ?街コンって長机とかに胸に名札とかつけた男女が向かい合って座って、「えーと、ご趣味は?」とか言って探り合う、お見合いもどきじゃないの?
この程度の正しいのか間違っているのかもわからないイメージを抱えていました。
しかし、街コン常連の彼女が言うのだから間違いない。こうして、私は友達と女2人でエントリーしました。
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\ LOVE FESについて詳しく /
街コン(LOVE FES TOKYO) 当日
迎えた当日。友達の言葉を信じ、私はお見合いとは程遠い、本当にラフな格好で会場入りしました。
六本木と聞いていたので少し格好は気にしようかと考えましたが止めましたw
会場が綺麗にイベント用に装飾されていて驚きました!!(クラブということすらビックリでしたが)
・・・むちゃくちゃ参加者が多い!!
(LOVE FESというのは街コンジャパンが力を入れているイベントということを知りませんでした。)
「受付だけして帰ればいい。」
そんなこと、物理的に無理じゃないか…というほど人が多かったんです。
受付が終わると、後から後から入ってきた他の参加者も続々と現れ、とても出て行ける雰囲気ではありませんでした。
騙された!!
私は渋々、ジャンパーを着たスタッフさんに従えられ、友人と2人で並んで座りました。
会場はクラブと言うこともあり少しチャラい雰囲気もありましたが、壁際に4人ほどまとまって座れる、いわゆるボックス席のような感じのセットでした。
同じテーブルには、私と友人、男性が3人でした。
人多すぎじゃない・・・?(´・ω・`)
しかし、友人やその他同じテーブルにいた男性陣は、そんな小さなことは全く気に留めず、おのおの好きな飲み物を注文して乾杯の用意を始めました。
その勢いに完全に飲まれ、私も慌てて生ビールを注文し、最初のグループとなる方と一緒に乾杯できました。
バカでかいお見合いという雰囲気は微塵もなく、パーティーイベントに近い様子でした。
出会い出会い!と、がっついている人も私のテーブルにはいませんでした。(他のテーブルにはいたかもしれませんけどね。)
ただ、やはり友達以外はみんな初対面の人ばかり…共通の話題がないので、やはり皆さん、話題はここから始まりました。
仕事、何してるの?
「あまりよく知らない人に、自分の個人情報を教えたりしてはいけません!」
母親の教えが頭をよぎり、私は咄嗟にごまかさなきゃ、はぐらかさなきゃ、と思ったのですが、しどろもどろになっている私をよそに、お酒が回り始めた友人の容赦無い暴露により白日の下に晒されました。
「この子、薬剤師だよ。」
男性陣が一瞬距離を取ったのがわかりました。
そうだよね!?あんな薬局とかで白衣着てよくわからない薬に囲まれてる人たちなんて嫌だよね!?
絶対怪しい薬とか扱ってる変な人だと思われてるよね!?うん!知ってた!!
しかし、彼らはそんな慌てふためく私の気持ちを察してか、「やくざいし」という5文字で言葉遊びを始めました。
「あーあれでしょ!やくざ専門に診ている医者!」
「いや、やくざみたいな石でしょ?」
「こんな大人しそうな顔してるのに?」
あとで考えたらなかなかひどい事を言われていましたが、彼らなりに考えて場を取り繕ってくれているのが嬉しくて、私も冗談に冗談を重ねながら、楽しく笑いあえていました。
みんな、意外と優しいのね!自分がいかに人見知りかだったか、身を以て知ったわ!
何度かグループ替えを行い、街コンも終盤に差し掛かったころ、同じテーブルの1人が言いだしました。
「二次会行こうよ!」
正直、飲み会だけ出たら帰ろうと思っていた私は、行きたくなかったです。
帰ってお風呂に入って早く寝たかったです。
しかし、またもや友人によって思惑は打ち砕かれました。
「この子(私)、お酒強いからあと2件は行けるよ!」
確かにお酒は人一倍強いです。
しかし、初対面の人達と飲み続けるのは正直疲れるし、本当に早く帰りたかったです。
けれど、そんな気持ちを知ってか知らずか、同じテーブルにいた男性1人が私に声をかけてくれました。
「具合悪い?無理しなくて良いんだよ。」
私の目の前に天使が降りてきた瞬間でした。(斎藤工には似てません)
好印象だったAさん
毎度毎度、仕事の事を聞かれてしどろもどろになっていた時も、咄嗟に冗談を言って場を和ませてくれ、常に場を盛り上げてくれる、そんな人でした。
こんな見た目だけど、実はいい人なんじゃない!?
仮に彼をAさんとしよう。
Aさんは3代目風のチャラい風貌のサラリーマン。
個人的にはまずお近づきになりたくないタイプの人でした。
それこそ、街コンに行かなきゃ言葉を交わすこともなかったであろうタイプの人でした。
しかしこのAさん、いかつい見た目とは打って変わって、すごく穏やかで機転の利く優男だったのです。
人って、本当に見た目じゃないんですね。
食わず嫌いしてたら、自分の交友関係、すごく狭いものになるんですね。
結局、私はAさんに甘え、Aさんとともに集団から離脱しました。
1人では危ないからと、最寄りの駅まで送ってくれました。
すごく紳士な対応でキュンキュンしました。
本当に、見た目によらず優しい!
だいぶ最初の印象とは変わっていました。
道中、どちらからともなく連絡先を交換していたおかげで、「送ってくれてありがとう。無事に自宅に着いたよ。」とお礼のメッセージも送れました。
街コン(LOVE FES TOKYO)その後の話
その後、Aさんとは2回、2人で遊びに行きました。
街コン中、LINE交換は何人もの人としましたが、Aさんの印象が濃かったため他の方とは連絡を特に取りませんでした。
1回目は2人でドライブ、2回目は居酒屋からのカラオケ…。
おそらくこれを読んでくださっている方は、カラオケからのホテル!!を想像されたかと思います。
しかし、そんな空気は一切なく、ちゃんとバイバイして自宅に帰り「送ってくれてありがとう。」のメッセージを送っていました。
本当にお互い、そんな気持ちにならなかったんですよね。あくまでお友達でした。
しかし、見た目で食わず嫌いしていた私にとっては、街コンに行かなければ出逢えなかった、かけがえのない友人です。
その後、私は他に彼氏ができてからは2人で会うことは無くなりましたが、彼氏の事で相談に乗ってもらったり、逆に相談に乗ったり、本当に頼れるお友達です。
街コン、行って良かった!
誘ってくれた友達に感謝感謝です!
これが私が初めて体験した街コンの感想となります。
イメージよりもずっと良かったので、是非とも街コンへ参加したことがない方へオススメしたいと思います。
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街コンへの参加方法
公式ホームページを掲載いたします。
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(LOVE FESは定期的に開催されています。)
街コンジャパン:https://machicon.jp
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